異音や異臭、配管からの漏れなどが一切見られず、正常に稼働しているエアコンであることが前提条件です。α-HTは、空調機が常に健全な状態を保っていることが必要不可欠です。

CONTENTS
about α-HT
省エネの限界を突破する
「α-HT」とは?
- 空調機の電力消費比率は40%以上!?
- 事務所・ビル、卸小売業、飲食店、医療機関など、多くの施設で空調が消費電力量の40%近くを占めています。照明やOA機器、その他エレベーターなど様々な電力用途がありますが、その多くを空調で消費しているのです。
- 従来の省エネには大きな課題がある
- 設定温度の変更やタイマー制御では、快適性が犠牲になることがあります。また、空調設備を最新の省エネタイプに交換する場合、工事が大掛かりになり、導入コストも高くなってしまうという課題が伴います。
- 「α-HT」で省エネの限界を突破!
- 「α-HT」を導入すれば、低コストで大きな省エネ効果を実現することが可能です。既存の空調設備や冷蔵冷凍機のまま、本体の改造は行わず、簡単な工事だけで導入可能。しかも、最大30%の省エネ効果が期待できます。

How does it work ?
一体どんな原理で省エネしている?
「α-HTの仕組み」
配管に取り付けるだけで消費電力削減

α-HTの省エネの仕組み

効果が出るまでの期間
充填されている全量の冷媒・冷凍機油が微細化・攪拌されるまでには時間が掛かります。特に過年度品(既存の古い空調機)の場合には、設置後数日から10日ほど経過後に効果が表れることもありますので、設置後は出来るだけ連続運用をして下さい。
高い省エネ効果

空調機、冷蔵冷凍機の 消費電力を最大30%削減。冷媒の流動抵抗を減らし、熱交換性を向上させ、圧縮機の負荷を軽減することでエネルギー消費を抑えます。
導入が簡単

既存の空調設備・冷蔵冷凍機の 配管に取り付けるだけで導入可能。改造の必要はなく、省スペースです。工事時間の目安は1台あたり3~4時間程度。
ランニングコスト不要

α-HT本体に水道代や電気代は掛からず、取り付け後に消耗品や部品の交換も基本的に発生しません。 一度設置すれば、その後の運用にかかる費用は心配不要です。
メンテナンス不要

基本的にメンテナンスは不要です。α-HT自体がエネルギーを消費して動作するわけではないため、運用にかかる費用や手間が発生せず、 部品交換が原則として必要ありません。
短期間で投資回収可能

一般的な 投資回収期間の目安は2~5年。その期間は、空調機の定格消費電力、使用環境、稼働時間、設置年数の経過、配管の長さなど、様々な要因によって変動します。
豊富な導入実績

業務用空調設備・冷蔵冷凍機において高い省エネ効果が認められ、 発売から3万台以上の導入実績。上場企業から中小企業まで、幅広く利用されています。
高い安全性と信頼性

設計耐圧は11MPa以上(通常の設計圧の2倍以上の安全率)。厳格な品質管理と製造基準に基づき ISO9001認定工場で製造。 関連特許含め4件特許取得済。耐用年数は原則10年。
recommended conditions
α-HTの導入効果が
期待できる環境は?
高い導入効果が得られやすい
のポイント


稼働時間が長い
目安として営業時間12時間以上、営業日数260日以上。冷蔵冷凍庫、サーバールーム等24時間稼働している施設では大きな効果が期待できます。


設置から年数が
経過している
空調機を設置してから年数が経過している(目安3年以上)と、冷凍機油の劣化が進んでいるため、効果が期待できます。


消費電力が
大きい機種
冷暖房能力が28kW以上の機種や、室外機の定格消費電力が6kW以上の機種で効果が期待できます。


配管長が長い
配管長(エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管)が長い環境で効果が期待されます。


空調負荷が
高い環境
室内と外気温の温度差が大きい。室内に熱源があり設定温度への到達が困難。室温がブレやすい(扉やシャッターの開閉が多い場所など)。
α-HTの導入が
おすすめ
される施設・業種
冷蔵・冷凍庫が24時間稼働しているスーパーマーケット等の店舗や施設、飲食店、病院、介護施設、製造業・工場、物流・倉庫、サーバールーム等の大型設備が長時間稼働している施設 。その他、閉め切った空間も効果が期待できる環境として挙げられます。










Case Studies
α-HTの導入事例
スーパーマーケット

地域
愛知県

計測期間
2024年3月~2025年2月

稼働時間
24時間
α-HT導入後の 削減金額(年間想定)
1,716,960
円
※電力単価28円で計算
α-HT導入後の 削減消費電力(年間想定)
61,320 kWh
小売業

地域
愛知県

計測期間
2024年2月~2025年3月

稼働時間
24時間
α-HT導入後の 削減金額(年間想定)
2,028,465
円
※電力単価28円で計算
α-HT導入後の 削減消費電力(年間想定)
72,445 kWh
その他の導入事例
※下記の表は横にスクロールしてご覧ください
業種 | 削減率 | 機器種類 | メーカー | 圧縮機出力 |
---|---|---|---|---|
製造業 | 19.3% | 空調機 | 東芝 | 5.4kW |
設備機械メーカー | 30.2% | 空調機 | 日立 | 7.2kW |
プラスチック
製品製造 |
15.4% | 空調機 | ダイキン | 38.6kW |
食品製造 | 34.2% | 冷凍機 | Panasonic | 10.5kW |
乳製品製造 | 23.4% | 冷凍機 | 三菱 | 23.6kW |
遊技場 | 27.1% | 空調機 | ダイキン | 118.9kW |
総合病院 | 22.1% | 空調機 | ダイキン | 6.25kW |
How to Get Started
α-HT導入までの流れ
(シミュレーションから本格導入まで)
(シミュレーションから本格導入まで)

お問い合わせフォームより必要な情報をご入力いただき、お問い合わせください。小さな疑問やご不安でも大丈夫です。私たちが丁寧にサポートいたします。
シミュレーション

専用のヒアリングシートに空調・冷蔵冷凍機器情報、稼働環境(稼働時間、稼働日数、温度設定、熱源の有無など)、設置時期、電気料金などの情報を入力いただいた上で、削減可能性をシミュレーションします。

限定的にα-HTを導入し、導入前後の効果を電力測定や温度測定で客観的に計測します。その後、α-HT設置前後の消費電力を比較し、実際の省エネ効果を詳細にまとめた「効果検証レポート」をご提示します。

効果検証結果で明確な削減効果が確認できた場合、次のステップへ進みます。導入対象となる機器を選定し、本格的にα-HTを導入します。本格導入後にも、省エネ効果を確認するため、再度「効果検証レポート」をご提示し、継続的にサポートします。
FAQ
よくあるご質問
エアコン機器本体(室内機・室外機)の改造は必要ありません。冷媒配管部に割り込ませて取り付ける製 品ですので、通常の配管工事で設置が可能です。
配管の鋭角な曲がりや無理な角度での施工は改悪につながるため不可です。異型サイズの接続は乱流を生み消費電力増大の恐れがあるため適切な配管サイズが必要です。また、フロン系冷媒には対応しますが、自然冷媒を使用している配管には非対応です。
新品のエアコンにも、α-HTは効果を発揮します。
ただし、過年度品(既存の古いエアコン)と比較すると、削減率は低くなるとされています。
導入当日から消費電力が削減されるわけではありません。冷媒や冷凍機油が微細化・撹拌されるまでには時間を要し、特に古い機器では数日~10日後に効果が現れる場合があります。効果を最大限に引き出すためには、設置後の連続運用が推奨されます。
α-HTの耐用年数については、基本的に10年で設定されています。
電力および温度測定により設置日の前後数ヶ月間の計測を行い、消費電力量を比較します。月平均電力使用量や外気温度別の電力散布グラフ、設置前後の平均電力使用量を算出し、具体的な削減率と削減電力を明確にします。
α-HTの設置工事にかかる時間は、1台あたり最低でも約3~4時間程度が目安とされています。この時間は、配管の長さや使用方法によって異なる場合があります。
施工はロウ付けが推奨されます。冷媒ガスを抜き配管を切断後、α-HTをロウ付けで取り付け、ガス漏れ確認と保温処理を行い完了です。