管理者の義務とは?
機器の点検
簡易点検・・・全ての第一種特定製品
定期点検・・・第一種特定製品のうち、一定規模以上の業務用機器
漏えいの対処
フロン類の漏えいが見つかった際、修理をしないでフロン類を充填することは原則禁止。適切な専門者に依頼をしなければならない。
記録の保管
機器の点検・修理・冷媒の重鎮・回収の履歴は当該製品を設置した時から廃棄するまで、保存しなければならない。
漏えいの報告
使用時漏えい量が「1.000CO₂-ton」以上漏えいした事業所は、所管大臣に報告義務があります。
もしもこれらを怠ってしまった場合は50万円以下の罰金を取られてしまうこともあります。
点検対象機器
- 制御盤用クーラー
- オイルチラー
- チラー
- パッケージエアコン(業務用エアコン)
- スポットエアコンなど
業務用冷凍・冷蔵機器
- 冷凍・冷蔵ショーケース
- 冷凍・冷蔵庫
- 冷凍・冷蔵装置
- 自動販売機など
業務用エアコンの点検について
業務用エアコンの点検には「簡易点検」と「定期点検」の2種類あります。
簡易点検
全ての業務用エアコンは管理者自身での3ヶ月に1度以上の点検義務があります。なお、ご自身での点検は不安という方は専門業者に依頼するのがよいです。
定期点検
機種 | 圧縮機電動機定格出力 | 点検頻度 |
---|---|---|
エアコン | 7.5kw以上50kw未満 | 3年に1回以上 |
50kw以上 | 1年に1回以上 | |
冷凍・冷蔵機器 | 7.5kw以上 | 1年に1回以上 |
*定期点検は有資格者が実施する必要がありますので、専門業者に依頼するのがよいです。